コロナウイルスの影響で働き方は大きく変わり、在宅ワークを取り入れている企業も多くなったと思います。
私が勤めている会社でも在宅ワークを導入し、働き方が大きく変わりました。
始めは、自宅のほうが集中力もあがるし、余計な人間関係もなくなるので快適に過ごせると思っていたのですが、孤独感や疎外感を感じたり、現実はちょっと違いました。
在宅ワークで働いてみて感じた、メリット、デメリット、そして快適に過ごすために行っていることを紹介していきます。
孤独感や疎外感を感じる
私は一人暮らしをしています。
一人暮らしの用のマンションで、誰とも話さず、ずっと一人で仕事をして孤独を感じました。

まだ家に家族がいたり人がいると少しは違うと思うのですが、一人だとコミュニケーション不足になります。
生きてきて、こんなに孤独感を味わったのは初めての経験でした。
特に緊急事態宣言中は人に会うのも避けていたので、とてもきつかった。
毎日出社している友人からは、在宅ワークを羨ましい、交換してほしいと言われますが、つらい時期に言われると何ともいえない気持ちになりました。
毎日出社していると感染リスクもあがるし、在宅ワークをさせていただいて感謝をしているのですが、在宅ワークを始めたころは特に孤独感や疎外感でメンタル面は不安定になり落ち込む日も多かったです。
メリハリがなくなる
在宅ワークはずっと自宅なので、次第に集中力もなくなり、メリハリがなくなりました。
働く場所や時間が自由なので、自己管理もしっかりとしなければいけません。
会社に出社するわけではないので、起きる→仕事→寝るのルーティンです。
仕事とプライベートの時間境目が曖昧になりそうな時もありました。
相手の感情がわかりずらい
会社では対面で話すので、表情から感情を読み取ることが出来ると思います。
私は在宅ワークではメールやチャットのような機能を使って仕事をしているのですが、相手の感情がわかりずらく仕事がしにくいと感じたことが結構ありました。
電話やwebミーティングでは感情がわかりずらいと思うことはないのですが、メールやチャット機能は文面が冷たいなと感じたり、文字だけでは説明がわかりずらいと感じました。

私自身も会社に出社した時に、「文字だと冷たいよね」と言われたことがあります。
自分では冷たく文章を打っているつもりはなかったので驚き、私が思ってたように相手も冷たく感じていたのかと思いました。
それからはチャット機能を使う際は、丁寧すぎるくらいで打つほうが冷たく感じないかもと思い気を付けて連絡をしています。
在宅ワークを快適に過ごすためにしたこと
快適に在宅ワークで過ごすために下記のようなことをしています。
デスクとイスを購入
私は自宅で仕事をする際に、机にパソコンを置いて座って仕事をしていのですが、しばらくすると腰が痛くなりました。。
そこで過ごしやすい環境を作るために簡易的なものですが、デスクとイスを買いました。

イスに座って仕事をするだけで集中力も上がり、早く購入すれば良かったと思いました。
購入したものは、デスクとイスがセットになっており、組み立て式です。
女性の方でも簡単に組み立てることができるので、取り合えずなんでもいいからほしいという方は、使いやすいので良いと思います。
仕事の時間配分をスケジュールする

一人で仕事をしているとついダラダラとしてしまいます。
朝仕事始めに、やることの優先順位や時間の配分を決めて仕事に取り組むようにしています。
散歩をする

ずっと家にいると体がなまるので、近所を20分程度、散歩しています。
気分転換になり、頭もスッキリするのでおススメです。
人としゃべる
人によると思いますが私は会社に行き、仕事のことで人と話したりちょっとした雑談はストレス解消になっていたことに気づきました。
そこで在宅ワークになってからは、家族や友人と電話をしたり、何人かとテレビ電話(zoom等)でコミュニケーションを取るようにしました。
家族や、友人と話すだけで、気分が沈んでいたのが明るくなることができ、電話してくれる家族、友人には感謝しています。
ブレイクタイムを作る
3時になったら、気分転換にコーヒーとおやつを食べています。
毎回ではないですが、たまにおやつはデパートで購入しており、かわいいクッキーを見るだけでも気分が上がり頑張ろうという気持ちになれます。
Fikaは北欧のクッキーで、入れ物の箱もとても可愛いく手土産にも喜ばれます。

私はソフトクッキーが好きで味もとても美味しいです。1000円代のものもあり、一人でも食べやすい量です。
お昼寝する
お昼休みに15分程度お昼寝しています。
寝るだけで気分がすっきりするので、おススメです。
いいこともある(在宅ワークメリット)
マイナスな面を何点か書いてしましましたが、もちろん在宅ワークはいいこともあります。
- 通勤時間がなくなるので、時間に余裕ができる
- 集中して仕事に取り組める
- 仕事の作業効率が上がる
- 人間関係の煩わしさがなくなる
- 働く場所を選ばない
まとめ
コロナウイルスが流行り、悲しいことも沢山ありますが、気づいたことや学んだことも沢山あります。
私は、在宅ワークをしてみて人と会ってコミュニケーションを取ることは大切なことだと気づきました。

毎日出社していれば、自分と合わない人がいたり、仕事で意見が合わなかったりとストレスも感じますが、そのストレスさえ少しは必要なのではないかと思います。
在宅ワークを始めて孤独を感じ、一人ポツンと誰とも繋がっていないような感じがつらいなと感じる日々がありました。
でもよくよく考えてみると、私の一人暮らしをしていた祖母、妊婦さんや、子育てを一人でされている専業主婦の方もたまに同じようなことを感じる日々があるのではないかなと。
一人暮らしをしていた祖母からは、よく電話がかかってきて電話をしていたのですが、私は自分から祖母にあまり電話をしたことがありませんでした。
自分も同じような環境になって、寂しかったんだなっと。。もっと電話や家に遊び行けば良かったと後悔しました。

まだまだ、収束の目途はたっていませんが、早く収束して過ごしやすい日々が戻ってくることを祈っています。
今後も感染リスク回避や人材不足問題などからも在宅ワークを導入する企業は増えてくると思います。
自分に合った働きやすい環境づくりをして快適に過ごしましょう。