こんにちは。お蘭です。
歯列矯正を始める際、ワイヤー矯正とマウスピース矯正どちらがいいのかな?っと迷う方もいらっしゃるかと思います。
そんな方にむけて、それぞれメリット、デメリットを解説していきます。
✓歯列矯正を始めるようと思っている方
✓ワイヤー矯正とマウスピース矯正どちらをしようか迷っている方
私は現在、歯列矯正用アンカースクリューを使用し、上の歯は裏側矯正、下の歯は表側矯正のハーフリンガル矯正をしています。
ワイヤー矯正とは

ワイヤー矯正とは医師が歯の表面にブラケットという矯正装置をボンドで貼り付け、そこにワイヤーを通します。
ワイヤーの復元力を利用して少しづつ歯を動かし歯並びを改善していく歯列矯正の治療法です。
メリット
- 適用範囲が広くどんな歯並びも対応できる
- 多くの治療症例がある
- 治療期間を短縮することが出来る(マウスピース矯正に比べ歯の移動速度が速い)
- 装置をつけたままで、取り外しの必要がない
デメリット
- 矯正装置が目立つ
- 装置が外れるアクシデントが起こることがある
- しゃべりづらく痛みに慣れるまで時間がかかる(個人差がある)
- 歯磨きがしにくい(虫歯や歯周病のリスクがある)
- 堅いものや、弾力があるものは避けて食べなければならない
適用範囲が広く、多くの治療例があるのはかなりメリットだと思います。
ワイヤー矯正は装置が目立つので恥ずかしいし、嫌だという方もいらっしゃるかと思いますが、今は医院によっては白や透明のブラケット、ワイヤーも白のものもあり、目立ちにくいものもあります。
また、裏側矯正といって、歯の表面にブラケットを付けてワイヤーを通すのではなく、裏側につけるものもあり、こちらは歯列矯正をしていることを他人に気づかれることはありません。(始めは活舌も悪くなりしゃべりにくいのがデメリット)
私は、上の歯は裏側矯正、下の歯は表側矯正のハーフリンガル矯正をしてるのですが、こちらのハーフリンガル矯正もあまり気づかれることはないです。
ただ、慣れるまでに時間がかかります。個人差はあると思いますが、私は今でも違和感が少しある。(現在装着して6ヵ月目です)
後、食事が大変ですね。常に装置がついているので、食べれないものも出てきます。
ワイヤー矯正の費用は、歯並びの症状や治療範囲、また地域や医院でも違うと思いますが、10~150万くらいです。(部分矯正などもあるので値段に幅があります)
マウスピース矯正とは

マススピース矯正とは一人一人にあったオーダーメイドで透明なマウスピース型の装置で歯を動かしていきます。
歯並びの段階に合わせてマウスピースを付け替えていく歯列矯正の治療法です。
メリット
- 取り外しが可能で装着しても目立たない
- 取り外しが出来るので衛生的
- 金属アレルギーの方でも装着出来る
- 治療中のトラブルが少ない
デメリット
- 歯並びによっては使用(適応)できない
- 抜歯が必要なケースは不向き
- 歯の移動量が大きい症例は苦手
- 長時間の装着が必要(1日20時間以上)
マウスピースで有名なのがインビザラインですね。よく聞かれるかと思います。
何といっても透明で目立たないのがメリットだと思います。取り外しも出来、はみがきも通常通りできるので衛生に保つと思います。
ですが!!取り外しが出来るということは、きちんと自己管理をしなければならないということです。
取り外してつけることくらいどうってことないと思うかもしれませんが、長い期間、自分で管理するというのは思ったよりも面倒だったりするものです。
マウスピースの矯正の費用は、こちらも歯並びの症状や治療範囲、また地域や医院でも違うと思いますが、10~100万くらいです。(部分矯正などもあるので値段に幅があります)
まとめ
私の勝手な感覚ですが、歯並びがちょっとだけ悪い(見た目はそんなに悪くない)方はマウスピース、歯並びが結構悪くて、抜歯が必要な方はワイヤー矯正をされているイメージです。

私は最初から「ワイヤー矯正」をしようと思っていたので、ワイヤー矯正で歯列矯正をしています。
それは、インビザラインをしていて途中で面倒になって治療を辞めてしまった友人の姿をみたのと、
私自身、1回目の歯列矯正をしたときに、顎関節症を治すためや歯列矯正のアフターケアでマウスピースを使用していたのですが、途中で面倒くさくなりマウスピースをはめなくなった過去があるからです。
ワイヤー矯正、マウスピース矯正、どちらもメリット、デメリットがあると思いますが、まずは医院に行って相談するのが一番ですね。
医院・医師選びは大切になります。

歯列矯正は高額で出来るだけ費用を抑えたい気持ちはわかりますが、医師によって治療の質に差が出るので、認定医以上の医師がいることなど確認することも重要です。
参考にしていただければ幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。